一戸建て住宅や新築マンションの購入を考えていると必ず見に行くのがモデルルームの見学ですよね。
モデルルームの家やお部屋は見ているだけで楽しくなりますが、「こんな暮らしができるんだ~♡」と思って即決するのは要注意です。
わたしもモデルルームや住宅展示場は数え切れないくらい、何度も何度も見学にいきました(趣味でもあります笑)。
そんな経験の中でこれは陥りやすい見えない部分というものが存在していました=あとあと後悔した物件となるワケです。
それはどんな事でしょうか?
今回は南向き物件の落とし穴。モデルルームを見学するときはココを見る!をご紹介します!
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新築一戸建てのチェックポイント
モデルルームを見学している間、ず~っと営業マンが付いてまわります。
いろいろと物件の説明をしてもらう前に、必ず間取りの図面をもらってください。
なぜか?
その家に住むことになるかもしれない物件なので、使い勝手をイメージしていくことが大事な選ぶべきポイントになるからです。
キッチンから洗面所・バスルームまでの動線やパントリーはあるのか、無い場合パントリーを作るスペースがあるのか、洗濯機から洗濯物を持ってベランダ(または庭)に行く時になにか障害はないかなど、主婦目線の使い勝手を想像しながら見て回りましょう。
建築面積の問題で、間取りに違和感のある物件が中にはあるものです。
そういう時の営業マンさんは、気づかれないように饒舌になり話題を別な方向へ持って行きます(経験あり)。
例えば、トイレが家の真ん中(階段の下)だったり、キッチンの隣にトイレとかよくありますよ。
ですから、図面をしっかり見て生活動線をチェックすることが失敗しない物件選びのコツとなるわけです。
バスルームとトイレの見るべきポイントはここ
きっと生涯最後の日まで暮らすであろう家には、ここだけは絶対に譲れないという場所があります。ありますよね?
例えばバスルームのバスタブ。
一日の疲れを癒してくれるバスタイムはゆっくり浸かりたいですし、ダイエットに効果的な温めのお湯に長時間浸かる、ことや小さなお子さんと一緒に入る、などを考えるとバスタブは足が伸ばせる広さがないとリラックスもできません。
実際バスタブに入って足を伸ばしてチェックしておきましょう。
トイレは、広さがだいたい決まっていますが、0.75~1畳が一般的になっています。
チェックポイントとしては、壁の内寸が狭かったり・窓がない・天井が低いなど、圧迫感や窮屈さがないか確認しておきます。
分譲マンションの見るべきチェックポイントは?
分譲マンションのモデルルームは、より良く見せて購買欲を高めているため、かなり良い物件をモデルルームにしています。
部屋が広かったり、インテリアが高級なもので揃えていたり、設備が素晴らしく良かったり…
こういうお部屋はたいていが高額物件なんですよね。
住んでみたい家の理想はモデルルームのようなお部屋ですが、現実はお金との相談になってきます。
ここで注意すべきポイントは、モデルルームのような高額物件に設備されているものが、全部屋共通とは限らないということです。
引っかからないように営業マンに確認する必要があります。
特に主婦にとって最も大事なキッチンの設備がそうです。
メーカーは一般的に販売しているものと、マンションや建売り住宅仕様というものがります。
高額物件のモデルルームや住宅展示場のシステムキッチンは良いものを使っています。
パンフレットの写真やその場の設備で、実際の購入する部屋の設備と同じかを確認する必要があります。
部屋によってランクを変えている可能性があるからです。
南向き?南向きもいろいろあります
建設途中に先行販売しているマンションの場合、仮設でのモデルルーム見学になります。
仮設のモデルルームは日当たり良好の南向きにリビングルームを作っているのがほとんど。
確かにパンフレットを見ても南向きと書いてあるし、営業マンに聞いても「お客様のお部屋は南向きですよ」と言われるかもしれません。
てもすぐに信用するのはやめてくださいね。
南向きと言われても、西向きの南なのか東向きの南なのかで、日差しの入り具合がだいぶ変わります。
それに真南だとしても、高層マンションが目の前に建っていたら日当たりは悪くなります。
パンフレットだけでは景観が分からないので、実際売りに出される住所へ行ってみましょう。
現場を見に行くのは昼間と夜の二回がいい
できれば昼間と夜間の二回をオススメします。
昼間と夜とでは雰囲気がガラリと変わることもあり、子どもや女性が最寄り駅からどんな道を通って帰ってくるのかを実際歩いてチェックしてください。
街路灯がなく暗い夜道は怖いですし、治安がどうなのか、「痴漢注意」の張り紙があったらその場所は要注意です!
モデルルームを見学する時に持っていくと便利なもの
これはよく言われているものです。
特にカメラとメジャーは必須。
あると良いもの | どう使う? |
---|---|
筆記用具とメモ | 当日聞きたいことをメモしておき、どんど聞いてメモする |
カメラ・スマホ | 建物の外観や家の中の写真を撮っておく。自宅に戻ってから落ち着いて見ると我に返る |
地図 | 周辺地図を見ながら環境を確認しておこう |
メジャー | 家具の配置や家電の置き場所に役立つ |
服装 | 動きやすい服と脱ぎやすい靴は絶対! |
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まとめ
モデルルームはホテルのような内装や家具でうっとりしてしまいます。
コーディネーターさんが作ったセンスのいい部屋づくりに夢を抱いてしまいますが、冷静な目で判断することが大事です。
仕様書はもらえるならもらっておきましょう。
工法や建築資材・設備など、あとで個人的にいろいろ調べられるので役に立つからです。